東京五輪自転車競技マウンテンバイク(男子)代表の山本幸平さんは、日本を代表するプロマウンテンバイクライダーとして長く活躍されています。
北京、ロンドン、リオデジャネイロに続く4度目のオリンピック代表に内定した山本幸平さんの経歴、家族、幼少期について調べてみました。
山本幸平さんの学歴・出身校
山本幸平さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
山本幸平さんのプロフィール
氏名 | 山本幸平(やまもとこうへい) |
生年月日 | 1985年8月20日 |
出身地 | 北海道幕別町 |
身長 | 182cm |
体重 | 68kg |
血液型 | A型 |
山本幸平さんの学歴・出身校
山本幸平さんの最終学歴は、国際自然環境アウトドア専門学校です。
新潟県妙高市にある、登山ガイドや自然環境を学ぶ専門学校で、スローガンは「人と自然をつなぐプロになる」です。
全部で6つの学科がありますが、その中の「野外教育・アウトドアスポーツ学科」では17種類のアウトドアスポーツを経験し、専門スキルを身につけることができます。
もちろん、マウンテンバイクも学ぶことができます。
山本幸平さんは大学には進学していませんが、この学校でマウンテンバイクのスキルに磨きをかけたのですね。
出身高校は北海道帯広市にある、道立北海道帯広農業高等学校です。
地元では「帯農(おびのう)」と呼ばれ、地域の農業と関連産業発展のための人材を育てている学校です。
部活動も盛んで、硬式野球部は2020年の甲子園交流試合(第92回選抜高等学校野球選手権大会中止に伴う救済措置)に出場し、見事に勝利を収めました。
出身中学校は北海道幕別町にある、幕別町立札内東中学校です。
JR根室本線の札内駅の東側約500mのところにあり、地元では都会的な学校として知られています。
出身小学校は同じく北海道幕別町にある、幕別町立札内北小学校です。
最寄り駅は中学校と同じく札内駅です。
帯広市に近い自然豊かな環境でのびのびと育ち、マウンテンバイクの楽しさに出会ったのでしょう。
山本幸平さんの子供時代とご家族情報
山本幸平さんは、どんな子供時代を過ごしたのでしょうか。
また現在のご家族の情報についても調べてみました。
山本幸平さんは両親と3歳上の兄の4人家族のもとで育ちました。
兄の和弘さんも実力派のMTBプロライダーとして活躍しました。
U23時代の2003-2004年にはシクロクロスチャンピオンとなり、2012年には弟の幸平さんとともにアジア選手権でワンツーフィニッシュを飾っています。
2015年に引退し、現在は自転車メーカーのキャノンデールに入社し、自転車の楽しさとスポーツサイクルの普及に力を入れておられます。
山本幸平さんは小学生のころから、和弘さんと一緒に自転車レースに出場していました。
和弘さんの存在が、山本幸平さんの進路に大きな影響を与えたことは間違いありません。
山本幸平さんは2017年にご結婚されました。
奥様は元トライアスロン選手の田中敬子さんです。
敬子さんはトライアスロン日本ロングディスタンス選手権でなんと6連覇を達成し、その後結婚を機に引退されました。
お二人の結婚式の様子は2019年に日本テレビの「笑ってコラえて!」の「結婚式の旅」というコーナーで放送されましたので、ご存じの方もいるのではないでしょうか。
2018年に長女、2021年に次女が誕生し、現在は家族4人で仲良く暮らしておられます。
娘さん達もお二人の自転車競技のDNAを受け継ぎ、将来は有望な自転車競技選手になるかもしれませんね。
山本幸平さんの経歴
山本幸平さんは、4度目のオリンピック出場も内定しているベテランで、国内では敵なしのマウンテンバイク・クロスカントリー競技の選手です。
そんな山本幸平さんですが、どのような経緯で自転車と出会い、どのような実績があるのでしょうか。
自転車競技との出会い
山本幸平さんは、小学生の時に兄と一緒にマウンテンバイクに乗り始めました。
小学4年生の時に初めてレースに出場し、その面白さに目覚めます。
その後中学卒業まで家族とともに各地のレースに参加し、腕を磨きました。
北海道という事前豊かな場所で、家族のサポートにより数多くのレースを経験したことが、その後のキャリアップにつながったのですね。
経歴・エピソード
高校生になってからはますます自転車一色の生活となりました。
JAPANシリーズや海外のレースも経験し、どんどん名を上げていきました。
高校3年生の時に世界選手権の代表に選ばれたことが、「プロの選手になりたい」と強く思うきっかけになったと山本幸平さん自身もおっしゃっています。
プロに転向後も数々のレースで素晴らしい成績を残していきますが、それと同時に「楽しむこと」について多くの人に感じてもらいたいと考えるようになりました。
現在は競技活動と並行して「Yamamoto Athlete Farm」を立ち上げ、「スポーツ」「食」「楽しむ空間」をテーマに活動されています。
自然豊かな北海道に生まれ育ち、高校では農業、専門学校ではアウトドアを学びました。
そして、自転車で山々を走ること、そして自然に触れることの楽しさを知った山本幸平さんならではの思いがうかがえます。
主な戦績
山本幸平さんは、学生時代から数々のレースに参加し、数えきれないほどの優勝経験があります。
主な戦績は以下の通りです。
【全日本】
2008-2013:シニアクラス6連覇
2015-2019:シニアクラス5連覇
【アジア選手権】
2009-2016:8連覇
2018-2019:2連覇
【世界選手権】
2010-2019:シニアクラス出場 最高位は2013年の15位
【オリンピック】
2008:北京 46位
2012:ロンドン 27位
2016:リオデジャネイロ 21位
国内では敵なしの山本幸平さんは、東京オリンピックのマウンテンバイク部門での出場が内定し、好成績を期待されています。
オリンピック出場ごとに順位を上げていますので、4度目となる東京オリンピックでは最高成績が出る可能性もあり楽しみですね。
まとめ:山本幸平の学歴・出身校と経歴
今回は、山本幸平さんの学歴や経歴・家族についてご紹介しました。
兄と一緒に自然の中を走るマウンテンバイクの魅力に取りつかれ、20年近くトップ選手として走り続ける山本幸平さん。
今は競技だけでなく、後進の育成にも力を注いでいます。
また、一般の方にも自転車や自然と親しむことの楽しさを伝えようと、様々な活動をしています。
元トライアスロン選手の奥様のサポートも受け、今後もますます活躍されるだろう思います。
これからもみんなで山本幸平さんを応援していきましょう。