東京五輪女子フェンシング(フルーレ)の日本代表選手の一人である上野優佳さん。
現在世界ランキング7位の実力を持つ上野優佳さんは、いったいどのような経歴でどのような学歴なのでしょうか。
今回は、女子フェンシング(フルーレ)選手上野優佳さんの学歴や出身校、経歴についてご紹介していきます。
上野優佳さんの学歴・出身校
まずは、上野優佳さんの学歴や出身校についてご紹介します。
合わせて家族関係についても解説していきます。
上野優佳さんのプロフィール
氏名 | 上野優佳(うえの ゆうか) |
生年月日 | 2001年11月28日 |
出身地 | 大分県別府市 |
身長 | 159cm |
体重 | 53kg |
血液型 | 大分県別府市 |
上野優佳さんの学歴・出身校
本日、上野優佳さんが登校して卒業式を挙行しました。これからの活躍を期待してます!卒業おめでとう!#星槎 #川口学習センター #上野優佳 pic.twitter.com/AaQrkZEDdg
— 星槎国際川口キャンパス【埼玉 川口】 (@seisakawaguchi) March 19, 2020
上野優佳さんは、現在中央大学法学部法律学科に在学中です。
高校は、大分県立別府翔青高等学校に入学、その後転校し、通信制の星槎国際高等学校川口キャンパスを卒業しました。
この星槎国際高等学校の近くには味の素ナショナルトレーニングセンターがあります。
上野優佳さんは、そこでのフェンシングのトレーニングに励むため、通信制でもある星槎国際高等学校へ転校しています。
星槎国際高等学校は、フェンシングの他に体操競技やフィギュアスケートで近年優秀な成績を残しており、有名な卒業生には以下の方々が居ます。
- 鍵山優真(フィギュアスケート選手、2019年全日本ジュニア選手権優勝)
- 宮澤ひなた(女子サッカー選手、現在マイナビ仙台レディース所属)
- 本田仁海(プロ野球選手、オリックス・バファローズ所属)
中学校は別府市立山の手中学校を卒業しています。
上野優佳さんは、中学生の頃はフェンシングの他に部活動で陸上に励んでいました。
小学校は別府市立青山小学校を卒業しました。
小学生の頃はまた異なるスポーツにも取り組んでおり、小学生の時は水泳に取り組んでいました。
上野優佳さんの子供時代とご家族情報
フェンシング世界選手権inブダペスト🤺
【女子 #フルーレ】
個人戦 最高成績#上野優佳 選手 5位🔥🎉
団体戦 成績 5位🔥🎉#東晟良 選手#辻すみれ 選手#菊池小巻 選手#宮脇花綸 選手
応援ありがとうございました!#突け心を #フルーーレファミリー pic.twitter.com/8eMcatMwBl
— フェンシングメディア🤺 | FENCING MEDIA (@fencingmedia) July 23, 2019
上野優佳さんは幼い頃から兄とともにフェンシングに触れていましたが、その大きな要因は両親にあります。
両親はともに元フェンシング選手であり、父親は日本代表の指導経験があるほどのフェンシング一家でした。
そのため、父親の地元でのフェンシング指導に交じる形で兄とともにレッスンに混じり、兄に勝つと母親に嬉しそうに報告していたのが日課でした。
ちなみにその兄は、現在男子フェンシング(フルーレ)選手の上野優斗さんです。
上野優佳さんの経歴
続いて、上野優佳さんの経歴や戦歴についてご紹介します。
合わせて、上野優佳さんがフェンシングを始めたきっかけについてもご紹介します。
フェンシングとの出会い
世界選手権2019決勝トーナメント2日目は男子エペで #加納虹輝 選手が6位、女子フルーレ #上野優佳 選手も6位と大健闘🤺✨それでもなんだか悔しいのが、両種目のレベルの高さを物語っています。団体にも期待しましょう!#突け心を #フェンシング #fencing #RoadtoTokyo2020 pic.twitter.com/GLmXA981Cs
— 日本フェンシング協会【公式】 (@FJE_fencing) July 19, 2019
上野優佳さんがフェンシングを始めたきっかけは、なにか大きなきっかけがあったわけではなく、物心ついたときからフェンシングに触れていました。
小学生の頃は漠然とオリンピックのことを考えていましたが、2013年に東京でのオリンピック開催が決まり、シニア大会に出場するようになってから、徐々にオリンピックを意識するようになりました。
そして高校進学後に、卒業校である星槎国際高校への転校を提案されたことが一番の大きな転機でした。
この星槎国際高校の近くには、フェンシング日本代表が練習に使用している味の素ナショナルトレーニングセンターがあり、転校後そこでのトレーニングを始め、本格的にオリンピックを目指し始めます。
そして、こうしたフェンシングへの思いは、「兄に負けたくない」という、負けず嫌いな精神が強く働いています。
経歴・エピソード
上野優佳さんの経歴ですが、実は中学卒業、高校入学までは大きな戦績は残していません。
高校2年生のときの転校をきっかけに、味の素ナショナルトレーニングセンターでトレーニングを受けるのですが、そこからの成長が目覚ましいものでした。
16歳の時である2018年には、世界カデ(13〜17歳までが出場可能)選手権と世界ジュニア選手権でともに優勝し、フェンシング史上初の2階級制覇を成し遂げました。
この結果には、日本フェンシング協会会長の太田雄貴さんも非常に驚いていました。
これを受けて、「JOCシンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート」に選ばれ、次世代の日本を代表するフェンシング選手、そしてオリンピズムの目的に賛同するアスリートとして選出されました。
また、こうした活躍の結果が反映され、2020年12月時点での世界ランキングにおいて7位という高順位につけています。
主な戦績
おめでとう!!
大大大快挙!カデの年齢でジュニアも制すとは!
上野優佳選手、心からおめでとう! pic.twitter.com/uvJ5hoJiob
— 太田雄貴 (@yuking1125) April 7, 2018
上野優佳さんの主な戦績は以下のものです。
- 2018年 世界カデ選手権 優勝
- 2018年 世界ジュニア選手権 優勝
- 2018年 ブエノスアイレスユースオリンピック 優勝
- 2019年 アジア選手権 2位
- 2020年 全日本選手権 個人 ベスト8進出
2020年の全日本選手権では惜しくもベスト8ですが、それでも過去の戦績を見る限り、世界では十分に通用するレベルだと分かります。
18歳以降、階級が変わってからどのような活躍ができるのか、彼女の挑戦に期待です。
まとめ:上野優佳の学歴・出身校と経歴
今回は、上野優佳さんの学歴や出身校、経歴や戦績を紹介してきました。
弱冠19歳という若さで、世界ランキング7位にまで上り詰めた上野優佳さん。
今年、幼い時からの夢である東京五輪についに出場する上野優佳さんは、一体どのような活躍をし、またこれからどのような選手へと成長していくのか、非常に注目です。