競泳800mリレーで高校生ながら東京五輪出場を決めている柳本幸之介さん。
高校2年生時には100m自由形で高校新記録を樹立するなどとても勢いのある選手です。
今回は、そんな柳本幸之介さんの学歴や経歴について紹介していきます。
柳本幸之介さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
柳本幸之介さんはどのように歩んできたのでしょう。
柳本幸之介さんのプロフィール
- 氏名:柳本幸之介
- 生年月日:2003年11月24日
- 出身地:佐賀県伊万里市
- 身長:182cm
- 体重:75kg
- 血液型:A型
柳本幸之介さんの学歴・出身校
記録ラッシュ!
東京都特別大会(共通の部)において
柳本幸之介が100m自由形で49.41の日本高校新記録を樹立しました!
また、伊藤智裕が100m背泳ぎで55.62の東京都高校新記録を樹立しました!#日大豊山 #日大豊山水泳部 #水泳部 #競泳 #学校水泳 #部活動 #swimming pic.twitter.com/1pp11PztUJ— 日大豊山水泳部 (@NUBuzanSwimTeam) September 22, 2020
柳本幸之介さんの最終学歴は東京都にある日本大学豊山高等学校に在学中です。
高校ではスポーツコースを専攻しています。
日本大学豊山高校は水泳の名門校で高校日本選手権で何度も優勝しています。
柳本幸之介さんは地元の佐賀県を離れて、よりレベルの高い環境に身を置くため上京し入学しました。
中学は伊万里市立青嶺中学校です。
海が近くにある中学校で全校生徒数が100人に満たない小さな学校です。
部活動の数も少なく、陸上部や相撲部などがありましたが水泳部はありませんでした。
そのため、柳本幸之介さんは部活動ではなくスイミングスクールで練習を重ねました。
小学校は公表されていませんが、出身中学校の学区には黒川小学校と波多津小学校の2校がありますので、このどちらかの出身と考えられます。
柳本幸之介さんの子供時代とご家族情報
小さい頃から元気一杯でものすごい体力を持っていました。
どれだけ遊んでもなかなか夜寝てくれない子供でした。
厳しい練習に耐える体力を小さい頃から身につけていたんですね。
家族は両親と姉がいます。
母は水泳経験者でスイミングスクールでコーチをしています。
姉も水泳をやっており一緒に練習していました。
母は料理がうまく、好きな食べ物は「母の作ったコロッケ」と柳本幸之介さんは語っています。
現在は実家を離れて暮らしていますが、コロッケを食べることが実家に帰る楽しみの一つになっています。
柳本幸之介さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
地元の佐賀を離れて東京の水泳名門校に進学した柳本幸之介さん。
ここからは、競泳での活躍を紹介していきます。
水泳との出会い
柳本幸之介さんは母親がスイミングクラブのコーチをしていた影響で小学2年生から水泳をはじめました。
小さい頃から元気を持て余していたので、疲れさせるために母が通わせるようになりました。
スイミングスクールが終わっても母とお風呂でバタ足の練習をしていました。
経歴・エピソード
柳本幸之介さんは小学2年生で水泳を始めてから、ものすごいスピードで成績を伸ばしていきました。
全国大会へは小学4年生で初めて出場しました。
中学生になると種目は自由形をメインとするようになりどんどん活躍していきました。
中学3年生のときには全国中学体育大会の100m自由形で準優勝しました。
全国中学水泳競技大会では100m自由形で優勝し、200mでは5位に入賞するなど一気に知名度が向上しました。
中学総体では200m自由形で大会新記録の好タイムで優勝しました。
この結果から水泳の名門校である日大豊山高校の水泳部にスカウトされ進学することとなりました。
高校では寮生活をしながら厳しい練習を続けました。
高校生になってからも更にタイムを伸ばし続けてきました。
高校2年生の時に行われた東京都特別大会にて100m自由形の記録を8年ぶりに更新し高校新記録を出す優勝を飾りました。
そして、200m自由形においては自己記録を2秒以上も更新するタイムをマークし、一気に日本ランキング4位に相当するタイムを出しました。
2021年に行われた東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権に出場すると、200m自由形において自己ベストを更新するタイムで2位に入りました。
その結果、上位4人の合計タイムが800mリレーの派遣標準タイムを突破したため、東京五輪の800mリレーのメンバーに内定しました。
競泳男子で高校生が五輪代表に内定したのは萩野公介さん以来の2大会ぶりの快挙になりました。
主な戦績
東京2020大会代表選考会を兼ねた #競泳 の日本選手権第3日、男子200m自由形で松元克央選手が1分44秒65の日本新記録をマークし代表に内定。また2位から4位に入った柳本幸之介選手、萩野公介選手、高橋航太郎選手が800mリレーの代表に内定しました。https://t.co/w9ZUksacAK #がんばれニッポン pic.twitter.com/aHxYte9rcA
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) April 5, 2021
水泳にて
・全国中学水泳競技大会100m自由形 優勝
・中学総体 200m自由形 優勝
・東京都特別大会100m自由形 優勝
・日本選手権 200m自由形 準優勝
などの成績を収めています。
小学生の頃から水泳を始めて、厳しい練習を積み重ねた結果メキメキと成績を伸ばしていきました。
高校生になってからは、よりレベルの高い練習を行うため地元佐賀から遠く離れた東京で練習を重ねてきました。
コロナの影響で思うように練習ができない時期もありましたが、高校新記録のタイムを出すなどとても伸び盛りの選手です。
高校生ながら東京五輪の出場権を獲得した柳本幸之介さんの今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ:柳本幸之介の学歴・出身校と経歴
今回の記事では競泳800mリレーで東京五輪出場を決めている柳本幸之介さんを紹介してきました。
中学時代に才能を開花させると、中学新記録・高校新記録のタイムを残していきました。
日本選手権ではシニア選手に混ざり大会に臨み、見事に準優勝という結果を残して東京五輪の出場権を勝ち取りました。
ロンドン五輪の頃から意識するようになった、夢の五輪の舞台がいよいよ現実のものになろうとしています。
高校生スイマーの柳本幸之介さんの今後の活躍から目が離せません。