東京五輪でアーチェリーの日本代表に内定している早川漣さん。
2012年のロンドン五輪に出場し、団体戦で男女通じで日本初の銅メダルを獲得しました。
今回は、そんな早川漣さんの学歴や経歴について紹介していきます。
早川漣さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
早川漣さんはどのように歩んできたのでしょう。
早川漣さんのプロフィール
- 氏名:早川漣(はやかわ れん)
- 生年月日:1987年8月24日
- 出身地:韓国全州
- 身長:180cm
- 体重:67kg
- 血液型:非公開
早川漣さんの学歴・出身校
早川漣さんの最終学歴は日本体育大学です。
日本体育大学では体育学部を専攻しました。
日本体育大学の卒業生には多くのスポーツ選手がおり、アテネ五輪のアーチェリーで銀メダルを獲得した山本博さんも同校の出身です。
山本博さんが同校のアーチェリー部の部長をしていたこともあります。
他には体操選手の内村航平さんやスキージャンプ選手の高梨沙羅さんも同校出身です。
高校は韓国の全北体育高校です。
名前の通りスポーツに力を入れている学校で韓国ではアーチェリーの強豪校でもあります。
高校では厳しい練習を連日行っていました。
中学校・小学校は韓国の学校で過ごしていたため、調査しましたが詳しい情報は公開されていませんでした。
早川漣さんの子供時代とご家族情報
早川漣さんは韓国と日本のハーフで、父親は韓国人で母親は日本人です。
小さい頃に両親が離婚してしまったため、父の地元である韓国で日本の大学に進学するまで過ごしました。
2007年に韓国での厳しい選手生活に区切りをつけるため、当時所属していた実業団を退所し来日しました。
来日後は日本人と再婚していた母親の元へ行き、一緒に生活するようになりました。
先に日本へ来て日本国籍を取得した姉とも一緒に生活するようになりました。
その後日本体育大学に入学し、2009年には日本国籍を取得しました。
家族は両親と姉がいます。
姉は北京五輪にアーチェリーで出場経験のある、早川浪さんです。
北京五輪後に結婚し2児の母になっています。
早川漣さんは元アーチェリー選手の金星辰さんと結婚し現在は二人で暮らしています。
夫はJOCエリートアカデミー男子のコーチとして日本人選手の育成を行っています。
早川漣さんの技術的なところや食事の面でのサポートも行っています。
早川漣さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
アーチェリーの強豪校である日本体育大学に進学した早川漣さん。
ここからは、アーチェリーでの活躍を紹介していきます。
アーチェリーとの出会い
早川漣さんがアーチェリーを始めたのは、小学3年生からです。
3歳上の姉が既に始めていたこともあり、姉の影響を受けて始めるようになりました。
はじめは練習が辛く逃げ出したいと思っていたようですが、徐々に才能が開花していきました。
経歴・エピソード
早川漣さんは高校を卒業した後、韓国の実業団に就職し練習を重ねていました。
2007年に実業団を辞めて来日し、日本体育大学へ進学しました。
大学2年生のときに日本国籍を取得すると、4年生時にはこれまでの実力が評価され日本代表にも選ばれました。
2010年には全日本選手権で優勝するなどアーチェリーで結果を残してきました。
2012年にはロンドン五輪の日本代表選手に選ばれ、女子団体で銅メダルを獲得する活躍を見せました。
その後、右肩痛がひどくなってしまいアーチェリーをできる状態ではなくなってしまいました。
2014年の長崎国体を最後にアーチェリーを引退しました。
引退後は長崎国際大学にて後進の指導にあたっていましたが、周囲から復帰を勧められ少しずつ気持ちが傾いていきました。
東京五輪の開催も決まり、2016年に選手として復帰を果たしました。
その後の上海やベルリンで行われたワールドカップでは最高で個人2位・団体2位と活躍していきました。
2021年3月に行われた東京五輪最終選考にて結果を残し、見事に東京五輪の日本代表に内定しました。
主な戦績
アーチェリーにて
- ロンドン五輪 団体3位
- 全日本選手権 優勝
- ヨーロッパグランプリ 個人団体ともに準優勝
- ワールドカップ 個人団体ともに準優勝
などの成績を収めています。
ロンドン五輪で銅メダルを獲得後、怪我もあり一度は引退。
しかし、周囲の支えもあり競技に復帰し、見事に東京五輪の出場権を獲得しました。
早川漣さんのこれからの活躍にも注目していきましょう。
まとめ
今回の記事ではアーチェリーで東京五輪の出場を決めている早川漣さんを紹介してきました。
親の離婚で韓国から日本に渡り、これまでの環境と異なる中で練習に励んできました。
ロンドン五輪では団体で銅メダルを獲得するなどこれまで輝かしい成績を収め続けてきました。
一度は怪我のため、競技を引退することとなりましたが周囲の支えもあり、見事に復活をしています。
東京五輪の出場権を獲得した早川漣さんの今後の活躍に目が離せません。