この記事では、女子射撃選手の佐々木千鶴さんの学歴・出身校や経歴について紹介しています。
佐々木千鶴さんは、射撃では岩手県民初の五輪代表選手です。
そんな佐々木千鶴さんの学歴や経歴を見ていきましょう。
佐々木千鶴さんの学歴・出身校
佐々木千鶴さんはどのような学歴の持ち主なのか、プロフィールから出身校、家族構成、子供の頃のエピソードについて見ていきましょう。
佐々木千鶴さんのプロフィール
- 氏名:佐々木千鶴(ささきちづる)
- 生年月日:1985年12月2日
- 出身地:岩手県盛岡市
- 身長:149㎝
- 体重:不明
- 血液型:不明
佐々木千鶴さんの学歴・出身校
佐々木千鶴さんの最終学歴は盛岡白百合学園高等学校です。
盛岡白百合学園高等学校は岩手県盛岡市にある中高一貫の女子校です。
運営母体は学校法人白百合学園で、東京の白百合女子大学を始め、北海道、神奈川、熊本など全国に7つの姉妹校があります。
1892年に盛岡女学校として開校した歴史ある学校で、卒業生の中には、石川啄木の妻や妹の名前もあります。
同校は普通科の中に、3つの進学コースを設ける進学校ですが、佐々木千鶴さんは高校卒業後、大学には進学せず、警察官の道へ進みます。
出身の中学は 岩手大学教育学部付属中学校です。
同校は盛岡市内にある国立岩手大学教育学部の付属中学です。
岩手大学には付属高校がないため、全員が外部の高校を受験します。
出身小学校については公開されていないため分かりませんが、岩手大学には付属小学校もあるため、岩手大学付属小学校か、地元盛岡の公立小学校であったと思われます。
佐々木千鶴さんの子供時代とご家族情報
親子でつかんだ初五輪✨
ライフル射撃女子ピストルで、東京五輪代表入りを決めた、県警の佐々木千鶴選手…
おめでとうございます😊
嬉しいニュースです。
応援しています✨
— HANDMADE FACTORY ぎょく (@GyokuYurie) April 29, 2021
佐々木千鶴さんは警察官という職業のためか、プライベートの情報はまったくといっていい程公開されていません。
唯一分かっていることは、父親の正弘さんの存在です。
父親の佐々木正弘さんは、同じく岩手県警に勤務する警察官です。
正弘さんは、自身も20年間の射撃選手として経験があり、国体にも出場しています。
現在は後進育成のため、県警で特別訓練部の監督をしていて、娘の佐々木千鶴さんの指導者でもあります。
正弘さんは、佐々木千鶴さんをオリンピック出場に導いた立役者とも言えるでしょう。
父親以外の家族についての情報は分かっていません。
佐々木千鶴さんの経歴
ライフル射撃では岩手県初の五輪選手として、県民の期待を背負う佐々木千鶴さんですが、どのような経緯で射撃と出会い、どのような実績があるのでしょうか。
射撃との出会い
ライフル射撃佐々木千鶴が初の五輪切符 「メダル獲得を目標にします」 https://t.co/nd12GBupdD
— 日刊スポーツ五輪 (@nikkan_Olympic) April 29, 2021
佐々木千鶴さんが射撃を始めるにあたっては、やはり父親の影響が大きかったことは間違いありません。
警察官という職業柄、射撃競技を始める以前から扱うことはあったと思われます。
しかし、競技としての射撃を始めるきっかけは、「いわて国体」(2016年)に出場する女子選手の育成を目的とした、特別訓練員の選考会に応募したことでした。
佐々木千鶴さんはこの選考会で、構えた時の静止技術、照準がずれないように引き金をスムーズに引く動作、身体バランスが評価され、競技人生をスタートしました。
経歴・エピソード
2021年現在、佐々木千鶴さんは岩手県警の巡査部長です。
高校卒業後、父の後を追って警察官の道へ進みますが、元々射撃の選手であった父の姿をみて育ったため、自分も射撃を始めたいと思っていたそうです。
初めは「いわて国体」に向けての特別訓練員として、岩手県警の特別訓練部に入り、その翌年には「ぎふ清流国体」に出場しています。
2013年と2015年には全国警察の射撃競技大会に出場、2016年4月からはナショナルチームのメンバーにも選出され、2016年から2019年にはワールドカップにも出場しています。
父であり監督でもある正弘さんは、佐々木千鶴さんについて、「負けた時の悔しさが、伸びる力になる。その気持ちを持っていることが一番の強み」と語っています。
2019年の東京五輪1次選考会では4位敗退し、一度は代表候補から漏れてしまいます。
しかし、新型コロナの影響で五輪が延期になったことにより、再び選考会に参加で来るというチャンスを得ます。
主な戦績
佐々木千鶴選手(岩手県警) 知事表敬 射撃で東京五輪へ<岩手県> #FNNプライムオンライン #岩手めんこいテレビ https://t.co/i0bhLnLajT
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) May 10, 2021
佐々木千鶴さんは、2011年から「いわて国体」(2016年)のための特別強化選手となり、現在も岩手県警に籍を置きながら射撃選手として活躍しています。
その主な戦績は、2016年「いわて国体」で優勝、2017年のW杯ニューデリー大会で25位、2018年には全日本ライフル射撃選手権大会兼全日本選抜ライフル射撃競技会で優勝、同年、第73回国民体育大会で3位、などがあります。
まとめ:佐々木千鶴の学歴・出身校と経歴
今回は、射撃選手の佐々木千鶴の学歴や経歴ついてご紹介しました。
父親の背中を追って射撃選手となった佐々木千鶴さんは、岩手県警の特別訓練部に所属する現役の巡査部長です。
国体の強化選手として競技人生をスタートさせてから10年、国内外の大会に出場するものの、五輪出場経験はありませんでした。
しかし2021年、“敗者復活”で東京五輪の最終選考を制し、ついに五輪代表の座を獲得します。
東京五輪の代表に決まった際には、「五輪の出場が、岩手県の射撃の発展につなげられれば」という思いを語っていました。
これからもその豊富な経験で、日本の射撃界を支えていく存在となることを期待しています。