カヌーで東京五輪出場を決めている足立和也さん。
2016年には日本選手として初めてワールドカップの決勝に進出しています。
今回は、そんな足立和也さんの学歴や経歴について紹介していきます。
足立和也さんの学歴・出身校
ここからは、学歴や出身校を紹介していきます。
足立和也さんはどのように歩んできたのでしょう。
足立和也さんのプロフィール
- 氏名:足立 和也(あだち かずや)
- 生年月日:1990年10月23日
- 出身地:神奈川県相模原市
- 身長:175cm
- 体重:70kg
- 血液型:非公開
足立和也さんの学歴・出身校
足立和也さんの最終学歴は埼玉県にある駿河台大学を中退です。
駿河台大学では現代文科学部を専攻しました。
カヌー部には日本代表監督も務める瀬戸宏さんがコーチを務めており、トップレベルの技術を学ぶため進学しました。
しかし、世界との実力差を痛感し競技に没頭したいという思いから、3年生の時に中退しカヌー競技に専念することになりました。
カヌーをやるために大学をやめてしまうとは、本当に強くなりたかったのですね。
ロンドン五輪にカヌーで出場した海渕萌さんや矢澤一輝さんも同校の出身です。
高校は東京都にある八王子高等学校です。
同校は東大などの難関大学を目指す進学コースから、スポーツでの全国大会出場を目指すアスリートコースがあります。
足立和也さんはアスリートコースで同校に進学しました。
五輪選手を多く輩出しており、柔道で銀メダルを獲得した小川直也さんや水泳で銀メダルを獲得した田中雅美さんも同校の出身です。
中学は相模原市立鵜野森中学校です。
生徒数450人と大規模の学校です。
部活動には入部せずにカヌーに専念していました。
小学校は相模原市立大野小学校です。
生徒数は700人ほどと非常に生徒数の多い学校です。
足立和也さんの子供時代とご家族情報
足立和也さんは通っていた幼稚園がキャンプなどを盛んにやっていたこともありアウトドアが大好きでした。
スポーツも好きで野球やバスケにも取り組んでいました。
家族や兄弟に関する情報は公開されていませんでした。
現在は2016年に結婚した奥様と2017年に生まれた長女、それから2021年に生まれた次女との4人で暮らしています。
奥様のお名前はれみ奈さんで、リオのオリンピックの出場を逃して落ち込んでいた時に支えになってくれました。
優しい奥様で、娘さんたちも優しい子になるでしよう。
足立和也さんの経歴
ここまでは学歴や家族についてご紹介してきました。
カヌーに没頭するため大学を中退する道を選んだ足立和也さん。
ここからは、カヌーでの活躍を紹介していきます。
カヌーとの出会い
「キレイを、長く!」KeePer技研株式会社様より、サポートをしていただく事になりました。#KeePer #KeePer技研 #キーパーコーティング #足立和也 #カヌースラローム pic.twitter.com/XijMccGp4Z
— 足立和也 (@adachi_canoe) June 26, 2020
足立和也さんがカヌーに出会ったのは幼稚園の頃からです。
通っていた幼稚園がアウトドア活動が盛んであり、「記憶がないくらい小さい頃から触れていた」と語っています。
幼稚園の先生が開いていたカヌースクールに通うようになり、本格的に練習を始めることになりました。
経歴・エピソード
足立和也さんは幼稚園の頃からカヌーに触れ、最初は水に浮くのが怖いというのとワクワクするという感情が入り混じっていました。
次第にカヌー競技の魅力にハマっていき自分の意志でカヌー競技を続けてきました。
カヌーを続けていく原動力になったのは小学生高学年の時に出場したレースでの出来事でした。
レースが行われていた川と同じ場所で日本代表合宿が行われていました。
そこで、リオ五輪で銅メダルを獲得し東京五輪にも内定している羽根田卓也さんのお兄さんが合宿に参加しており、競技を間近で見ることができました。
「あんなに上手にカヌーを操れるのか」と憧れるようになり、もっとうまくなりたいと更に練習に励みました。
その結果、高校3年生の時に18歳以下の世界選手権に日本代表として出場することになりました。
高校卒業後はカヌーの日本代表監督がコーチを務める駿河台大学に進学し、カヌーの指導を受けることになりました。
日本代表Bチームとしてワールドカップなどの世界大会に出場するも世界との実力差を痛感するようになっていきました。
このことがキッカケで、大学3年生時に競技に専念するため大学を中退し、15歳のときの代表合宿で指導を受けたコーチのもとに転がり込みました。
競技を続けるのは楽なものではなく、自分で練習費用などを捻出しなければいけないため、レストランでアルバイトしながら練習を行いました。
ヨーロッパ遠征の費用を必しのアルバイトで貯めて大会に出場することもありました。
遠征中はとにかくお金がないため、じゃがいもを大量に購入し茹でたものをコーチと食べながら大会に出場しました。
苦しい選手生活を送っていましたが、やがて結果がついてくるようになり、スポンサーが支援してくれるようになりました。
現在の主なスポンサーとしてはヤマネ鉄工建設株式会社が有ります。
2012年に出場した全日本選手権で初めて優勝すると2014年まで3連覇を成し遂げ、アジア競技大会でも優勝を飾りました。
2016年にワールドカップに出場すると日本人選手として決勝の舞台に進出を果たし、3位という好成績を収めました。
その後も出場した大会では着実に成績を収めていきました。
2019年に行われた五輪代表選考会の最終戦で4位に入賞し、これまでの選考大会での結果から東京五輪の代表に内定しました。
主な戦績
カヌースラローム競技、足立和也です。このアカウントでは、競技情報やメディアへの出演情報を発信していきます。このような状況の中で、自分の思いや、情報を発信出来る場を持ちたいと思い、Twitterを始めました。#カヌースラローム #足立和也 #東京オリンピック pic.twitter.com/fZzG0XKzrn
— 足立和也 (@adachi_canoe) April 16, 2020
カヌーにて
- 全日本選手権 優勝
- アジア競技大会 優勝
- ワールドカップ 決勝進出
の成績を収めています。
幼稚園の頃から始めたカヌーの面白さにハマり、今に至るまで厳しい練習を重ねていきました。
競技生活は楽なものではなくアルバイトをしながら遠征費用を貯めるなど、決して練習環境の良いものではありませんでした。
地道に努力を積み重ね結果、全日本選手権などを制し、スポンサーにも支援してもらえるようになりました。
足立和也さんの今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ:足立和也の学歴・出身校と経歴
今回の記事ではカヌーで東京五輪出場を決めている足立和也さんを紹介してきました。
大学はカヌーの強豪校に進学するも世界との差を痛感し、大学を中退し競技に専念しました。
マイナー競技ゆえに支援もなくアルバイトをしながら競技を続けました。
海外遠征時には安く買ったじゃがいもを茹でて食べる生活をしていたこともありました。
そんな地道な努力を続け見事に、東京五輪の代表になるまでに実力をつけました。
ハングリー精神でここまで上り詰めた足立和也さんの今後の活躍から目が離せません。