2008年北京五輪以来、3大会ぶりに、セーリング男子レーザー級の五輪出場が決まりました。
セーリング男子レーザー級の代表に選ばれた南里研二さんは、どんな経歴でどこの出身なのでしょう。
この記事では、そんな南里研二さんの学歴や出身高校、経歴などをご紹介していきます。
南里研二さんの学歴・出身校
南里研二さんはどのような学歴をお持ちなのでしょうか。
プロフィールから出身校や、子供の頃のエピソードなどについて調べていきたいと思います。
南里研二さんのプロフィール
氏名 | 南里研二(なんりけんじ) |
生年月日 | 1992年6月8日 |
出身地 | 佐賀県佐賀市赤松町 |
身長 | 190cm |
体重 | 81kg |
血液型 | O型 |
南里研二さんの学歴・出身校
東京五輪レーザー級日本代表は南里研二選手に内定しました。おめでとう! pic.twitter.com/qhXP7Omh0P
— 平井@BHM編集長 (@bulkheader) February 16, 2020
調べてみた所、南里研二さんは大学には進学されていませんでした。
高校卒業後は、佐賀県ヨットハーバーに勤務していましたが、2018年に百五銀行の所属となりました。
高校は佐賀県立唐津西高校出身です。
唐津西高校のヨット部に所属していました。
高校時代からヨットで活躍されていたので、専念するために大学進学はしなかったのだと思います。
東京五輪代表のセーリング男子470級の岡田奎樹さんも、唐津西高校ヨット部所属で南里研二さんの後輩にあたります。
中学校は佐賀市立城南中学校出身です。
小学校に関しては情報がなかったのですが、城南中学校に通う学区の小学校は、佐賀市立赤松小学校、佐賀市立北川副小学校、佐賀市立本庄小学校です。
南里研二さんは赤松町ご出身ということで、佐賀市立赤松小学校が母校ではないかと思われます。
南里研二さんの子供時代とご家族情報
南里研二さんは子供の頃、父親と一緒にクルージングをされていたそうです。
小学校3年生の時に、玄海セーリングクラブに入り、競技を始めます。
同じ高校のセーリング男子470級の岡田奎樹さんも、玄海セーリングクラブに入られていたそうです。
子供時代のことや現在、結婚されているかなどの情報は、調べても出てきませんでした。
東京五輪にも出場しますので、今後注目を浴びて、どんどん情報が出てくることでしょう。
その時を楽しみに待ちたいと思います。
南里研二さんの経歴
10代の頃から、セーリングで数々の素晴らしい成績を残している南里研二さん。
そんな南里研二さんは、どのようにセーリングと出会い、どのような実績があるのでしょうか。
セーリングとの出会い
ASAF セーリングカップ/JSAF 江の島オリンピックウィーク2018 #レーザー級 の南里研二選手が最終日に粘って3位に踏みとどまり、表彰台に上りました。 pic.twitter.com/2CRQWMi75H
— 【日本代表】🇯🇵日の丸セーラーズ⛵️ (@HinomaruSailors) September 25, 2018
小さい頃から父親と一緒にクルージングをされていた南里研二さんは、父親のすすめで小学3年生から玄海セーリングクラブに入り、OPディンギーを始めました。
OPディンギーとは、全長2.3m、全幅1.13mの小さなヨットで、15歳までの子供だけの種目です。
ちなみに現在の南里研二さんの種目レーザー級は、全長4.23mと約倍の大きさです。
高校に入ってからは、競技としてセーリングを始め、そこから様々な大会で素晴らしい成績を収めていきます。
経歴・エピソード
高校でヨット部に入り、本格的にセーリングを始めた南里研二さん。
高校1年生から毎年国体で優勝、国体少年男子初の3連覇を達成しました。
高校卒業後は、佐賀県ヨットハーバーで働きながらオリンピックを目指し様々な大会に出場します。
2012年にはドイツで開催されたレーザー級五輪予選に出場し、日本人トップとなりますが、国枠が取れず、ロンドン五輪への出場はできませんでした。
また4年後のリオデジャネイロ五輪でも、レーザー級は国枠を取れず、またもや日本人トップでありながら、五輪への出場は叶いませんでした。
レーザー級は世界で最も普及している1人乗りディンギーで競争率も高く、国枠を取るのにも苦労する競技のようです。
2018年には百五銀行に所属し、練習の拠点を津市ヨットハーバーに移します。
日本代表選考レースの1つである2019年7月鳥取で行われた世界選手権で、日本人トップの57位となり、五輪出場枠を獲得しました。
主な戦績
#いきいき茨城ゆめ国体 #セーリング競技 成年男子レーザー級で #株式会社百五銀行 所属の南里研二選手が第7位入賞✨
おめでとうございます‼️#三重とこわか国体 #津市 #目指せ天皇杯皇后杯 pic.twitter.com/xvnF8rMLI1— 三重とこわか国体・三重とこわか大会津市実行委員会 (@tokowaka_tsu) October 2, 2019
高校時代から、国内トップクラスの地位を築いてきた南里研二さんの主な戦績は、以下の通りです。
- 2011年山口国体成年男子シングルハンダー級2位
- 2012年岐阜国体成年男子シングルハンダー級2位
- 2013年東京国体男子シングルハンダー級2位
- 2014年長崎国体成年男子シングルハンダー級優勝
- 2016年岩手国体成年男子レーザー級優勝
- 2018年世界選手権レーザー級74位(日本人2位)
- 2019年世界選手権レーザー級57位(日本人1位)
- 2020年世界選手権レーザー級63位(日本人1位)
東京五輪では国枠も獲得、選考会総合得点トップの南里研二さんが、五輪代表の権利を獲得しました。
国枠が確保されず、2度も五輪出場を果たせなかった南里研二さんが、今回東京五輪の代表として、出場する権利を得ました。
高校卒業後からオリンピックを目指し、3度目にやっとつかんだ五輪出場権、あきらめずにやってこられた努力のおかげですね。
まとめ
今回は、南里研二の学歴や経歴を紹介!出身高校や大学情報(東京五輪セーリングレーザー級(男子))について、ご紹介しました。
小学3年生からヨットを始め、高校から本格的に競技としてセーリングと向き合うようになった南里研二さん。
高校時代から素晴らしい成績で、常に国内トップクラスの地位を守ってきました。
国枠が取れずに2度も五輪出場を断念しましたが、今回、東京五輪では男子レーザー級の代表として出場の権利を得ました。
海外の選手にも引けを取らない恵まれた体格で、強風にも負けず、東京五輪でも活躍してくれることでしょう。
東京五輪の後は、南里研二さんが慣れ親しんだ三重県での国体も控えています。
ぜひ、今後の活躍も期待したい選手です。